医師資格について

イラスト
  スポンサード リンク

医師は国家資格のため、医師になるためには医師国家試験を受けることが必要となります。
つまり、医師は医師国家試験に合格して医籍登録という手続きを行い、厚生労働大臣から医師免許が与えられなければなりません。
医師免許が与えられたあとは、2年間臨床研修を行うことが義務付けられています。
これは、2004年の研修医マッチング制度から義務付けられたもので、それ以前は2年間臨床研修を行うよう努力するという、努力義務でした。
研修医マッチング制度は、研修医と研修受け入れ病院側の希望にそった形で研修を行おうとする制度で、希望に沿った形で幅広い領域を勉強できるというメリットがある反面、医師不足問題の一端になるなどデメリットも起きてきています。

このような経緯で取得される医師資格ですが、その特徴として、更新制度がないということが挙げられます。
さまざまな資格の中には、数年ごとに試験や面接を受けるなど更新が必要になるものもありますが、医師の場合はそれがありません。
つまり、医師資格を取得すると、生涯にわたって資格を所有し活かすことができるということです。

ただし、更新制度がないという点は問題点にもなっています。
つまり、最初に試験を受けた時点では知識や能力があると認められても、しばらくしてからも同等の知識やレベルがあるかどうかというのはわからないからです。
そのため、更新制度を導入しようという動きもあるようですが、医師側からは反発が大きいようです。
もちろん医師が犯罪を犯したり、医療過誤など問題がある場合は、資格停止や剥奪という措置が取られることはあります。

また、一度取得したら生涯有効という点については、定年制を設けようという動きもあります。
若いときはいいのですが、70歳、80歳になると、判断能力が落ちるのではないかという声があるためです。
マスコミなどにもよく登場する日野原重明さんは、100歳近くで活動を続けています。
経験豊富ということもできますが、高齢という意味では不安を持つ人も少なくないために、疑問を持つ人もいるようです。
かといって、若くて経験のない医者は不安なわけですから、このあたりは判断が難しく、今後も議論が続きそうなポイントといえます。

ページの先頭へ