医師の転職−精神科−

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外科と内科にはじまり、病院にはさまざまな区分けがなされています。
そしてその種類だけ、医師は自分の専門を選ぶことができます。
基本的に医師免許さえ持っていれば、ほとんどの診療科において開業することができます。
もちろん、麻酔科のような特別なものを扱う診療科の場合は、独自の免許が必要です。
ですが、それ以外の診療科に関しては、医師免許を持ってさえいれば自由に開業できるのです。
従って医者の転職は、イメージするよりも大変なことではないともいえます。

そしてそれは、精神科であっても例外ではありません。
それまで別の診療科で働いていた医師が精神科へと転職するとなると、ものすごく難しいことをするような印象を受けます。
実際、全く違う分野からの転業となると、無理とさえ思えます。
ですが、実際には割と簡単に転職できるのです。

とはいえ、あくまでも制度上可能というだけであって、全く別の分野にいた医師がすぐに精神科に転職して働けるか、開業できるかというと、それはまた別問題です。
当然、精神科医としての知識と技術をつける必要があります。
そして、大抵の精神科医が取得する「精神保健指定医」という資格も、実質的には必須資格といえるでしょう。
精神保健指定医の資格を取得するには最低でも5年の医暦が必要となるので、転職の準備期間としてこれくらいは必要ということになります。

精神科へ転職するメリットは、開業しやすいという点が挙げられるでしょう。
精神科は、検査器具等、他の診療科では必要な道具が比較的少ないため、設備投資という面ではコストが少なくて済みます。
つまり、開業資金が他と比べると安く済むということです。
例えば、開業したいけれど、自分の持っているお金ではちょっと心許ない…という場合には、現在の自分の専門分野から鞍替えし、精神科医として再スタートをするという方法も十分可能ですし、やる価値はあります。
また、需要という点を見ても、ストレス社会といわれて久しい現代において、近年精神科はかなり必要とされており、また開業する場合はその地域の周囲の病院との差別化を図るという意味で有効と言えます。

安易に鞍替えできるわけではありませんし、分野が違えば当然一からの勉強となりますが、長いスパンで将来を考える場合、精神科医への転向は選択肢の中に入れておいても良いのではないでしょうか。

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