看護師長の役割

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看護師長ってあまり耳慣れない言葉だけど…と思われる人もまだまだ多いかもしれませんが、実は看護師長とは、かつての看護婦長のことです。
以前は「婦長さん」というのが耳慣れた言葉だったかもしれませんが、2002年の「看護婦」から「看護師」への名称変更に伴い、それまでの「看護婦長」も「看護師長」と呼び変えられるようになったのです。
日常生活では特に問題ないことですが、今では「婦長さん」ではなく「師長さん」というのがより正しい呼びかけというわけです。

看護師長の役割は、ひとくちでいえば病院の看護部というひとつの組織を統括することです。
いわば、中間管理職の立場といえます。
横文字では「ナースマネージャー」と呼ばれ、看護師長の役割を知る上で、このマネージャーという表現のほうがピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ単に看護業務を上手にこなせるというだけでなく、その下で働く看護師たちを上手に束ねていく組織管理者としてのリーダーシップ能力が看護師長には求められます。
看護の仕事は単独業務ではなく、チームワークが求められます。
働いている看護師と上手に協力しつつ、看護部という一つの組織としての到達目標を達成していくのは、看護師長としての大きな役割といえるでしょう。

看護師長の別の大事な役割としては、人材育成が挙げられます。
後進の新米看護師たちを、その特性を見極めつつ上手に育てていくことが看護師長には求められますが、これは看護師の世界に限らず、どんな組織においても上に立つ者に求められる素質です。
看護師長が、「あんな看護師になりたい!」と若い看護師たちの役割モデルになれるとしたら、それは理想的な形といえるかもしれません。

管理職として責任の重くなる看護師長ですが、その分報酬も上がり、やりがいのある職務といえます。
立派な看護師長になるためには、上記からもわかるように適切な看護技術、マネージメントや指導者としての資質が求められます。
ただ、看護師長となるためのこまかな人事規定はそれぞれの病院によって異なります。
キャリアアップを目指したい方は、自分の勤務する病院の人事規定や研修制度などを一度調べてみると良いでしょう。

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