薬剤師の研修

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薬剤師になるには、まず大学の薬学部に入学して薬学の基礎知識を身につけ卒業した後、薬剤師の国家試験に合格することが必要となります。
単に薬学部を卒業しただけで薬剤師になれるわけではなく、薬剤師国家試験にも合格しなければならないということで、合格率は70%くらいと必ずしも受かるわけではない狭き門となっています。

さらに、薬剤師資格を手にしたからといって、すぐに薬剤師として活躍できるわけではありません。
病院やドラッグストアに入職したとしても、薬剤師としてはもちろん社会人としても1年目の新人ですから、さまざまなことを学ばなければなりません。
医師の場合は研修医制度が設けられていますが、薬剤師には義務化されている研修制度はありません。

ただし、病院やドラッグストアごとに、それぞれが研修を行っています。
研修の内容もさまざまで、新人の人数が多いところでは、全員を集めて数日間にわたる研修を行うところもあれば、人数が少ないところでは、週に1回、月に1回などのペースで行うところもあります。
研修で講師となるのは、内部の先輩薬剤師や外部の薬剤関係のスペシャリストが多いようです。
内部の薬剤師が教える場合には教える側も勉強しなければなりませんが、その分薬剤師全体の質が向上するともいえますので、研修を行うことには多くのメリットがあります。

研修のポイントのひとつになるのが、監査というものです。
監査とは、一度調剤した薬にミスがないか調べるというものです。
渡す薬の種類や量が違っていると場合によってはとりかえしのつかないことになることもあり得ますから、非常に重要な作業となります。
経験が少ない薬剤師の場合だとミスに気付かず見逃してしまうこともあるため、最終的には先輩薬剤師が確認を行うことが多いようですが、新人薬剤師もいずれはこのような監査の仕事をしっかりと行うことが求められます。

また、そもそもミスをしないということも重要です。
人間ですからミスをしてしまうこともありますが、それを最小限に抑える努力はしなければなりません。
そのためには、日頃から細心の注意をはらって調剤することと、もしミスがあった時にはなぜ起こったのか原因究明し、再発を防ぐことが重要となります。

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