薬剤師の就職

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最近は不況などのために就職難が問題になっていますが、薬剤師の就職に関しては、ドラッグストアの増加などによって慢性的な人手不足に陥っており、途切れることがないようです。
特に薬剤師が少ない地方では不足しているところが多く、就職はしやすい状況にあります。
しかし、都心部でアクセスが良く人気があるドラッグストアになると、求人はほとんどない状態で、場所などの条件により差があるのが実際のところです。

薬剤師の業種別構成割合を見てみると、薬局がおよそ50%で半数がドラッグストアなどに勤めています。
病院、クリニックなどについては、約20%でそれほど多くはありません。
薬剤師は大きな病院では薬剤部などが独立してありますが、開業医などでは薬剤師がいないところもあり、全体としてはそれほど多くないようです。
その他、医薬品関連企業、大学などの研究機関、保健、衛生分野などで働いている人が多いようです。

以前多かった製薬会社への就職は、比較的少ないのが特徴です。
以前は特に男性の薬剤師を中心にMRになる人が多かったのですが、最近はMR認定試験があればMRになることができ、薬剤師でなくても良くなったため、薬剤師の資格を持っている人がMRになるケースが少なくなってきたことがその理由です。
最近では、製薬会社への就職は数%に過ぎないのが現状です。

このように、薬剤師の就職は比較的苦労しないというのが現状ではありますが、将来的には状況が変わっていくことが考えられます。
現在はドラッグストアが増えているものの、飽和状態になればその増加は止まります。
そうなると、薬剤師が今ほど必要なくなる可能性もあるのです。
また、制度改正により薬学部が全国に相次いで設置されており、その卒業生たちが続々と薬剤師になることにより、薬剤師が飽和状態になることも予想されています。
さらに、薬学部が4年制から6年制になったことにより、2010年と2011年は卒業生が激減するため、このタイミングで状況が変わることも考えられています。

資格を持っているという意味では就職に強い薬剤師ではありますが、このような薬剤師を取り巻く状況をしっかりと見極めておくことが大切となります。

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